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新型インフルエンザ:「人通り半分」 観光産業、窮地に 県に緊急支援申請 /奈良

 ◇旅館・ホテル、損失4億円
 新型インフルエンザの感染拡大が、県内の観光産業に影を落としている。修学旅行などのキャンセルが相次ぎ、旅館・ホテルや飲食店、交通機関は利用者が急激に減少。県旅館・ホテル生活衛生同業組合は25日、県に緊急支援を申し入れた。一方、18日から休校していた県内の私立19校・園は、同日から授業を再開した。感染は落ち着きつつあるが、地域経済への影響は深刻さを増している。【阿部亮介、中村敦茂】
 同組合によると、キャンセルは25日朝までに75施設であり、修学旅行466校3万4944人、一般7636人、損失額は4億4400万円に上った。申し入れでは、修学旅行を取りやめた学校や教育委員会に対し、年内に改めて奈良訪問を計画してもらうよう、荒井正吾知事名で文書を出してもらうことも求めた。
 県観光客動態調査(07年度)では、1人当たりの観光消費額は、日帰り客で約3690円、宿泊客は約3万円。同組合の箸尾享嗣理事長は「5、6月の修学旅行最盛期を直撃され、資金ショートの恐れが出る事態に陥っている」と窮状を訴え、県は対応を検討する。
 影響はバス業界にも及んでいる。団体向けに貸し切りバス事業を展開する奈良交通(奈良市)では、国内感染が確認された16日以降、修学旅行の中止に伴う大型バスのキャンセルが相次いでいる。同社総務広報部は「ここ数日落ち着きつつあるが、6月中旬の分までキャンセルや延期になっている」と懸念する。
 修学旅行生や観光客が多く利用する飲食店も同様だ。奈良公園内の団体向け土産物飲食店「春日野」では、団体客の比率が高いため、今月の売り上げが前年同期に比べ約10分の1に激減したという。中川文雄常務取締役は「5月は一番のかきいれどき。影響は大きい」と明かす。奈良市の東向商店街協同組合副理事長で、和菓子製造販売店「萬勝堂」の上村佳照社長も「人通りは半分ぐらい。売り上げにも影響が出ている」と話す。
 また、近鉄電車によると、私立19校・園の休校などにより、奈良駅の1日当たりの降車数は10~13%減少。24日の降車数は約1万3000人で、前年比で約10%減となった。
 南都経済センターの奥村隆司理事長は「キャンセルによって観光客が失われ、県内消費への影響は大きい。落ち着いてきたが、影響は映画館やレジャー産業にも及んでいるのではないか」と分析している。
 ◇中高生欠席、67人減り78人
 県が25日発表した中学・高校の欠席者調査では、インフルエンザや風邪に似た症状で欠席した生徒は78人で、22日に比べ、67人減少した。
 荒井正吾知事は同日の定例会見で「相談は減ってきているが、今の態勢で警戒を続けていく」と述べた。
今回はこの記事を読んで思った事を書きたい。
新型インフルエンザが世を騒がしているが、単なる風邪じゃないか?と思っている私は甘すぎるのだろうか?
確かに、この考えは甘いとしても、ウイルスと人間の共生という点で考えることが、一番不幸を減らすことができるのではないだろうか?

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