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開成高校受験で差がつく科目

今、開成高校の合格者数が増えています。

 

・定員100名に対し、200名近く合格。

・29年度は、受験者数も、前年度に比べ、100名近く減少。

 

つまり、「開成高校以外の選択」をする生徒が、増えているということです。

原因は、公立高校の復活(日比谷や西や公立中高一貫など)と言われております。

 

 

しかし、ここでお伝えしたいのは、開成高校を憂うものではありません。

難関大学を目指す際、様々な選択肢が生まれつつあることは、喜ばしいことであり、学校・生徒の特性を見極めて、受験対策していくことが、より大切な時代なのではないかと思います。

 

そこで、今回は、若干、合格しやすくなっている開成高校の受験ポイントを、お伝えします。


 

開成高校の問題傾向は、大まかにいうと…

 

・英数はできていなければだめです(このレベルの生徒は、大体得意)

・理社は簡単です。努力に比例して、得点力が上がります。

 

そして、一番差がつくのは…国語です。

古文は、注釈もついているし、文法事項もそこまで求められません。慣れで対応していくだけでいいです。

しかし、問題は、現代文(特に小説)です。ここでの読解・記述対策でしょう。

 

つまり、「英数を固めて、国語で勝負」がセオリーです。

 

このことは、懇意の国語教師から聞いたのですが、正直、驚きました。

開成の生徒って、国語に苦手意識あるの?”と。

 

大学受験指導をしているとわかるのですが、東大の受験者は、”国語は簡単”という生徒が多いんです。予備校で、国語を受講しない生徒も、一定数います。自分でできるからです。

そして、開成の生徒のほとんどが、東大を狙っていることを考えると、できないなんて、腑に落ちない。

 

開成も、東大も、国語は「記述」がメイン。つまり、同じ傾向の問題を解いているのに、なぜ、高校入試になると、苦手意識を持ってしまうのか?

 

この部分を、分析したいと思います。

 

 

担当は、大手予備校講師の現代文・古文を担当しているA先生です。

 

大学の入試問題を分析して、各大学の傾向や解き方を明示することで、生徒の点数を大幅に上げた実績を持つ先生です。

 

ちなみに、29年度のセンター試験でも、受講者の平均は80%以上。満点がとりにくいといわれている国語で、パーフェクトペーパーを取った生徒も、ざらにいます。(それも、普通の高校生でもです)

その分析力を生かした、開成国語の全貌を明らかにしたいと思います。


 

☆開成国語の意図

 

東大現代文を意識した問題作成ではない

~本格的な読解力が必要な問題~

 

①   開成受験のカギは現代文

 

“開成高校の国語の問題は、東京大学のそれを意識している”、とは甚だよく耳にする言葉である。しかしながら、問題は意識して作られたものであったとしても、両者の受験生に求められる力のベクトルには大きな差異がある、といって差し支えなかろう。

 

 

(1)古文について

 

東大では古文はキーとなる。

 

東大の国語では、文系120点・理系80点の配点のうち古文が占める割合は50%(60点・40点)であると言われている。(漢文を含む。)

合格するためには国語は約50%必要でよいので、比較的与し易い古文でいかに高得点を取るかが合格には肝要である。極端だが、古文で満点が取れるなら現代文は0点であっても、計算上は十二分に合格可能である。

 

ところが、開成の古文は、配点がわずか30点であり(100点満点)、しかも、国語全体での合格者平均点はおおよそ60%。できたところでアドヴァンテージにはならず、学習効率の悪い現代文をあえてほぼやらず、古文だけに絞って勉強してやり過ごす、という理系の東大志望生が往々にして取る手法では、開成合格は難しい。現代文からは逃れられないのだ。

 

そもそも出題される文章は、古文と言うにはあまりに時代が新しい、中世以降の読み易いものであり、字数も800字にも満たない。この字数の中には注釈まで含まれる有様で、もはや純然たる古文とは呼べまい。対策には少しの“慣れ”、残念ながらこれで十分である。

 

 

 

 

(2)現代文について

 

鬼門となるのは小説であると見ている。小説はどうしても本文に直接の表記が無い部分を問われてしまうものであり、この対応が非常に厄介である。最悪、捨てる覚悟も必要かも知れない。

 

また、評論も含めた現代文全体の印象としては、「文章を読まされる割に、問われることが少ない」というのが正直なところだ。

 

出典は、そう抽象度の高くない、読み易い文章であり、ボリュームは2000字から4000字くらい。幅はあるが基本、決して長くはない。が、この中に傍線はたったの2~3本しかないのである。(漢字の問題を除く。)卑近な事象を具体例として、ふんだんに織り交ぜて書かれた文章であることも相俟って、問題と関係のない部分も多い。熟読する必要のない箇所に時間を掛けないことが肝要である。

 

細かな設問に目を向けると、確かに設問末尾の“説明せよ。”の決まり文句は東大のそれと同じであるが、問われる内容には大きな違いがある。傍線近辺の記述内容を要約・圧縮してうまくコンパクト化して表現するのが東大の問題なら、開成は傍線の数が少ないこともあるが、もっと文章全体を俯瞰して見る必要がある。しっかりと内容を理解する力が求められよう。これもまた東大とは異なる。

 

総じて、開成高校の国語は、東京大学のそれとは似て非なるものである、と言えよう。付け焼刃的なテクニックではなく、本格的な読解力が求められてしまうものである。当然ながらその力を一朝一夕に養うことはできない。しっかりと鍛錬する必要があるのだ。

 

 

②   指導ポイント

 

古文は、中学生レベルで読解できる文章は数が限られている。さらに、故人の書いたものであるがゆえに文章が増えることは無い。入試頻出の文章に触れ、ストーリーを知るだけで十分に意味がある。

 

また、必要な単語・文法事項もほとんどないといってよい。

よって、数をこなすことで入試本番において、必ず見知ったストーリーが出題される状態にまで持っていく。これは一般的に私大の入試においても可能な手法であり、非常に効果が期待できる。本番で古文範囲をスピーディーに解き終え、現代文範囲に時間を多く割けるようにする。

 

国語の学習において、殊に現代文においては過去問を扱うことこそが最も効果が高い。

過去問を多く解くことでしか得られない、その学校のクセを体感的に知る。この学校の問題であるからこれが正解、そう感じられるレベルまでとにかく過去問を高い精度で解く。研究する。

 

前段階としては、文章を強弱をつけて読解する訓練を行う。開成と同程度の内容・ボリュームの文章を時間を計って読み、内容を理解したうえで特定の問題を“説明する”作業と添削を繰り返す。

 

 

開成高校の国語は、このある意味、王道たる手法でこそ必ず攻略できるものと確信する。


 

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