医龍の魂

医学部受験専門のプロ家庭教師BLOG

Archive for 11月, 2009

合格している生徒が持っている英単語帳とは〜ターゲット・ピー単・単語王〜

英語科主任R.T先生の主張〜志望校・自分にあった英単語帳探し〜
「英語でもっとも大切なものは何か」と問われたとき、皆さんは確実に英単語!と答えるでしょう。そうなんです。まさしくそれなくして語学は成立しません。マルチな言語を操ったといわれるシュリーマンもまず語学は単語から攻めたといわれています。(知らない人は調べてね…試験に出ないけど)
ただ、問題はどの単語帳がいいのか。本屋さんには数多の単語帳が存在し、どれもこれも魅惑的なキャッチフレーズが…”データベースからはじき出した頻出単語”のように。さらに、どの単語帳も2000前後はあり、選ぶのに頭を悩ませる生徒さんも多いでしょう。
そこで、今回は、切り口を変えて「合格した生徒」「スーパー進学校の生徒の人気単語帳」「学力別の英単語」の3つの観点から単語帳を峻別し、皆様にとって適切な単語帳選びのお手伝いをと思いWeblogしてみます。皆様のお役に立てることを切に願って。
?とにかく英語には自信がない→「英単語ターゲット1900 宮川 幸久著(旺文社)」
  定番です。学校でも取り入れているところも多いかもしれません。
ただし、愛されるには訳がある。3つのセクションをわけ、ベーシックな英単語(800個)・中堅から準上位合格に必要な英単語(700個)・最難関を目指す英単語(400個)とし、グレードにあわせ、必要な全体量を意識してトレーニングできます。つまり、ゴールを意識しつつ練習できるため、“五里霧中”のなか練習することがなくなります。「あともう少しで、基礎英文を読むのに必要な単語がマスターできる」など実感が持てますと。先生方も指示が出しやすいのではないかと思います。
難点があるとすれば(宮川先生すみません)、例文がやや堅い・構造がやや複雑なので初心者にとって文脈で把握することが出来ないかなと思います。
医学部を目指す生徒さんならばこの本を手にして、いち早く1500まではマスターしたいですね。なお、この本はカード・CD(別売り)が存在するので、練習もしやすいと思います。
詳細は旺文社HPまで
http://www.obunsha.co.jp/shoshi/symfony/show/code/033861/side/default
?英単語ばかり並んでいては覚えられません→「英単語ピーナッツほどおいしいものはない金・銀・銅メダルコース 清水かつぞー(著)」
手に取ったときかなり異色に思われるかもしれません。しかし、私はお勧めです。かなりファンです!!!
なぜかというと…人間の記憶は各情報(ここでは単語)をコネクト(つまり文脈)するなかで記憶が定着すると思うからです。
余談ですが、私も講師であるので、生徒の名前と顔を覚えるのが仕事です。しかし、もう年からか、同じ制服を着ている高校生の見分けがつきにくいんです。(N先生は分かりますよね。社長は…若い気になっているからあれでしょうが)「頭の中で、データが混ざる〜」感じです。若者に人気のタレントさんを区別できないのと同じです。(私の独断かもしれませんが。)そこで、どうするかって言ったら、その生徒の周辺情報(部活とか髪型とか性格など)をつなぎ合わせて記憶していくのです。
で、この本ですが、たとえば銅メダルは、「形容詞+名詞」や「動詞+名詞」などの2語の連語からできており。1ページに10個で、全部で777個収録(全部で1554個)。日本語→英語の構成で、単語のスペリングを2字か3字のヒントがあります。
1000円で1554個!しかもCD付!!清水先生にお会いしたことは全くないのですが、私はこのテキストが好きです。国立大学志望の生徒さんなら銀メダルまで3周はやりましょう!
詳細は南雲堂HPまで
http://www.nanun-do.co.jp/newfolder-3/
? 早慶上智を狙いたいんです→『単語王2202』(中澤一編著、オー・メソッド出版)
スーパー進学校の生徒さんは、参考書の隆盛に敏感です。自分の志望校にふさわしいものに対して、常にアンテナを張っているからでしょう。お恥ずかしい話ですが、これは生徒から聞きました。
確かにすばらしい。入試の実践で使える単語が並んでおり、難関大学に対応していると思います。区切り方も、1日33個として勉強もしやすいと思います。別売ではありますが、フラッシュカードも存在します。覚える際はゲーム感覚で、マスターしたカードとそうでないカードをわけて、出来なかったものを再度チャレンジ…のように作業をしながら覚えることも可能です。すこしオーバーワークになってしまう(英語過多)可能性もありますが、そこは全体のバランスから調整すればいい。
ただ、良くも悪くも、ある程度単語をマスターした生徒でないと太刀打ちできないかと思います。何故ならば、1日の課題の中に、基礎から難関単語まで網羅しているため、基礎だけを抑えたい生徒にとっては全体図が抑えにくく、頓挫してしまう可能性があるかと思います。当然、意識の高い生徒さんならば、これほど味方になってくれる単語帳もないと思います。
詳細はO-Method HPまで
http://www.o-method.com/ospar-withtango
最後に
世に存在する単語帳はすべてコンセプトがあり、どれもすばらしいものばかりだと思います。今回紹介していないものの中にも秀逸なものが存在します。よって、英単語のポイントは「自分の志望校・状態から鑑みて、必要なもの・継続して勉強できるもの」を選ぶことだと思います。その際、ポイントになるのはゴール設定=全体の把握です。「ここまでは確実にいこう」というイメージが大切だと思います。先が見えない中で頑張ることは多くの人にとって苦痛ですから、身近な先生に相談して、とにかくいち早く単語をマスターしていきましょう。
最後の最後は単語力で勝負が決まるのだから!!!