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【series 2~中学受験偏差値ランクと医学部進学数(国立・私立)からみる“お買い得”中学~】
今回は視点を切り替え、毎年コンスタントに医学部に合格している学校で偏差値60以下の学校を集約する。医学部の合格実績がある学校はかなり限定される。誤解を恐れずに言うならば、東大合格に近いものがある。例えば、公立のトップ高だからといって必ずしも毎年医学部を輩出しているとは限らないのが現状である。
よって、ここでは、「医学部合格をコンスタントに輩出している高校×入学偏差値60以下」に焦点を絞り、「6年後の合格を見据えた学校選び」の指標としていただけたらと思います。
シリーズ1でもお伝えしたとおり、偏差値が高いことが医学部に直結するわけではない。逆に、入学時の偏差値で、医学部への道が閉ざされるわけではないことをここで示したいと思います。
なお、ここに記載する学校は、HPなどのデータだけでなく、私たちの指導経験を織り込んだものとなっております。よって下記学校以外で、医学部実績を輩出している学校があることを念頭においていただきつつ、「合格数値」「偏差値」から見えない学校の価値をご理解いただけたら幸いです。
【Data~①寮制の学校×医学部(国公立・私立)】
学校
09合格
偏差値
主な推薦(指定校・指定校制)
備考
札幌聖心
1
*46
聖マリアンナ医科
その他の偏差値
函館ラサール
39
59
獨協医科・聖マリアンナ医科
-
函館白百合
*12
51
聖マリアンナ医科
7年間・213名中
立命館慶祥
9
*53
-
その他の偏差値
秀光中等教育
9
*40・41
獨協医科・聖マリアンナ医科岩手医科・埼玉医科・日本医科
男子・女子偏差値
那須高原海城
*15
46
-
平成11~19年・大学数のみ記載
茗溪学園
24
*50・52
獨協医科・聖マリアンナ医科
男子・女子偏差値
秀明
*50
**38
獨協医科・聖マリアンナ医科・埼玉医科・北里大学―医・産業医
*うち現役17名**首都圏模試
暁星国際
3
*48
獨協医科・聖マリアンナ医科
*首都圏模試
佐久長聖
33
*52・54
-
男子・女子偏差値
不二聖心
3
44
聖マリアンナ医科
平成16~20年・大学数のみ記載
静岡聖光
8
*40
獨協医科・聖マリアンナ医科北里大学―医
*日能研偏差値
近畿大学付属豊岡
11
*53
-
その他の偏差値
如水館(S類)
*9
**39
-
*5年間・89名中**日能研偏差値
愛光
112
58
聖マリアンナ医科
土佐塾
15
*49・50
-
男子・女子偏差値
明徳義塾(特進)
10
*50
-
その他の偏差値
岩田
18
*51
-
その他の偏差値
沖縄尚学
27
47
-
-
注意) *偏差値は四谷大塚偏差値80% **非公開のデータあり
【Data~②TOP LEVEL SUCCESS医学進学館 これまでの指導経験×偏差値60以下】
学校
09合格
偏差値
主な推薦(指定校・指定校制)
備考
成城学園
*28
51・54
聖マリアンナ医科・北里大学―医
*医歯薬獣合計数値
成蹊
*104
52・57
聖マリアンナ医科
*医歯薬合計数値
立教池袋
4
59
聖マリアンナ医科
東海
185
58
聖マリアンナ医科
田園調布学園
*4
56
HP上で判断できるものに限定
芝
*62
59
獨協医科
*うち現役30名
巣鴨
130
54
聖マリアンナ医科
青山学院
*11
58・62
聖マリアンナ医科・北里大学―医
HP上で判断できるものに限定
穎明館
*35
54・57
*うち現役22名
桐朋
*72
59
聖マリアンナ医科
*うち現役21名
城北
*9
55
聖マリアンナ医科
HP上で判断できるものに限定
創価
*12
50・51
獨協
*12
48
獨協医科
城北埼玉
*17
53
聖マリアンナ医科・獨協医科・埼玉医科
2008年度
獨協埼玉
*29
48・
獨協医科
医歯薬合計数値
城西川越
4
50
獨協医科・埼玉医科
光塩女子
*19
57
東京女子医科・聖マリアンナ医科
晃華学園
19
59
聖マリアンナ医科
*うち現役11名
日本大学第二
10
48・51
獨協医科
日大豊山女子
9
43
5年分・221名中
桐蔭中教
*97
54
聖マリアンナ医科・東京女子医科・関西医科
桐蔭学園全体数値
桐蔭学園理数
*97
52
聖マリアンナ医科・東京女子医科・関西医科
桐蔭学園全体数値
國學院大學栃木
5
*44
*首都圏模試
聖心女子学院
*11
53
東京女子医科
2008年度
攻玉社
*15
55
聖マリアンナ医科
HP上で判断できるものに限定
逗子開成
*25
58
聖マリアンナ医科
*うち現役2名
小林聖心女子学院
*13
**39
*うち現役3名**日能研データ
札幌光星
*4
**41
聖マリアンナ医科
*HP上で判断できるものに限定**日能研データ
江戸川学園取手
*76
55・57
*うち現役30名
明星学園(大阪)
-
45
聖マリアンナ医科
首都圏模試
青雲
102
55
聖マリアンナ医科
明治学園
45
51
聖マリアンナ医科
加藤学園暁秀
6
*56
聖マリアンナ医科
*高校偏差値
注意) *偏差値は四谷大塚偏差値80%~**このほかに該当する中学はございます。ご参考まで。
では、何故このような結果になるのか。
これは様々な要因が絡んでくるので一概には言えないが要因は2つ考えられる。
まず一つは「教育環境」
「朱に交われば赤くなる」というわけではないが、やはり同じ境遇・同じ目的をもった子供たち同士が切磋琢磨する環境は、学習のモチベーションを高めるものであると考える。全寮制の学校(鹿児島ラサール・函館ラサール・佐久長聖・秀明・渓名学園・静岡聖光・函領白百合…)などはその一例といえよう。また、全寮制に対する保護者(特に職業が医師)の期待が大きく、指導方針として「医学部受験」を重視する学校も多い。
2つ目に「進学システム」
指定校推薦(獨協医科・埼玉医科・東京女子医科・北里・聖マリアンナ・金沢医科・愛知医科)や指定校制のある推薦入試(東京医科・関西医科・兵庫医科・愛知医科・産業医科・岩手医科・獨協医科・埼玉医科・久留米・福岡・藤田保健衛生・川崎医科)などの枠がある高校は、医学部への道が一般以外にもありえる。指定校推薦=過年度の合格実績を反映しているものであるが故、集まる生徒が医学部志向であったり、学校の医学部受験への“意識”が高いことが多い。
また、学校の一つの売りとして、医学部進学を前面に押し出し、カリキュラム・講師等を配置する学校も昨今多くなってきた。このような学校あげての取り組みも見逃せない。
学校選びをする際、どうしてもわかりやすい“数値”“ネームバリュー”で判断したくなる。学校も数多存在するため、「自分の子供にあった学校・方向性が一致する学校」を見つけることは非常に困難なことかもしれない。しかし、「自分の子供が6年後どのような姿であってほしいか」から逆算し、多角的に学校を調査した上で、「譲れないものは何か」を考慮に入れながら、志望校を決めていく必要がある。
次回は、
附属中学から附属医学部へ~慶應義塾(塾校・志木・女子)・東海大学・東邦大学(駒場東邦・東邦)日本大学・獨協医科大(獨協・獨協埼玉)・帝京大学の医学部付属進学事情~
です。≪2月13日掲載予定≫http://toplevelsuccess1.com/i/blog/2010/02/13/242
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